9月20日(木)~29日(土)横江隆史 <風を待つ>
9月 9月20日(木)~29日(土) 横江隆史 <風を待つ> |
「春昼」 油彩4号 |
北條なりにだんだん判ってきました。横江さんの作品。シュールリアリズムです。 もちろん本人は意識的に作っているわけではなく、見たいものを作っているだけですが、 この構造はシュールでしょう。。毎日お仕事が終わってから新橋まで来てくれます。 辛抱強く、北條が何を知りたいのか横江さんも考えて、ポツリポツリと語ってくれます。 以下、理解のとっかかりになった会話。会話 1.「制作の中で何が一番大切だと考えているの?」 「デッサンです。」 「デッサン?」 「スケッチする時に、デッサンというのを意識してしっかり描いて、帰ってからそれを素にして クレヨンでエスキースを作ります。それから絵にかかるんです。」 「そっかー、なるほどー。下図でかなり明確に行く先が見えてくる?」 「そうですね・・・。」会話 2.北條とお客様が話していて、 「このさざえの絵、なんだか縄文時代の光じゃありません?それが良い具合!」 そこへ横江さんが近寄って来た。 「それなんです。今を切り取るんじゃなくて、長ーい時間を描きたいんです。」ここで「判った!」 「青天白日」の海への道は、明治時代の千葉にも見え、大正の鎌倉にも、昭和の鳥取 スケッチでは情報にあふれた現実の風景を無心に写しとって、画室では、なぜ自分が |
貝を想う 6号 | 坂を越えて 4号 |
青天白日 30号 |